【我が家の結論】幼児教育 ~公文式? OR 学研教室?~ 後編
こんにちは。
2児(4歳娘・1歳息子)のワーママ まむみたです。
育児をしていると、生活用品や玩具の購入、生活スタイル、家でのルール、習い事、教育方針・・・等々、選択と決断の連続ですよね。
子供の成長に伴って諸々のアップデートが必要となり、またそのスピードも速く親自身にとっても未知な領域である為、毎回考え、悩む。
いつも何かしら調べて、夫婦で相談して、決めて、実行してる気がします。
そんな中で我が家なりに出した結論とその検討過程について、同じ悩みをお持ちの方になればと思い、【我が家の結論】シリーズとしてご紹介することにしました。
第一回目は、「幼児教育」について。
息子たーが生まれて私が育休取得中だったので、娘みーは年少の1年間は保育園を13時までの半日保育にしていました。
午後は予定が空き保育料も安くなるので、その分何か習い事を始めようと思っていました。
当時、娘みーは「こどもちゃれんじ」のしまじろうの影響で、勉強に興味が湧き、市販ドリルを面白そうに解いていました。
そこで、我が家から通える幼児向けの教室、公文式と学研教室について比較検討したので、その時のお話です。
結論を先に申し上げると、我が家では4歳(年少)の娘みーには学研教室を選びました。
両方の無料体験教室に通った時の娘の様子や親の私が感じた感想についてご紹介させていただきます。
今日は後編として「学研教室」について書きます。
前編「公文式」については以下の投稿をご覧くださいませ↓
<学研教室について>
昔はTVでもCMをしていた気がしますが、今は知名度では「公文式」に劣る印象の学研。
年少前から通える教室のようで、街中でもよく目を凝らしていると看板を見かけることがあります。
我が家から通える範囲には、2か所教室がありました。
■学研教室の無料体験教室について
学研教室の無料体験教室は年中受け付けているようです。
1度の体験につき、学力テスト+2回の教室学習と家庭学習用の宿題がいただけます。
初回の学力テストで、現時点での学力を見た上でどのレベルのプリントから始めるかを決定します。
教室学習では、先生の前(先生1人対生徒1~3人程度)で60分間プリントやタブレット学習(国語・算数・知恵。希望者には英語も)やパズルなどやっていたようです。
親離れができる子の場合、その間保護者は外に出て60分後に戻ってくるようにします。
年少の娘みーが60分間も集中力が続くのかと心配しましたが、60分後にお迎えにいった時も集中してタブレットで平仮名をなぞっている姿がありました。
前半にプリント学習(5枚×裏表あるので2倍=10ページ)を行い、後半はタブレットやパズル・積み木などをやるようです。
終わった後の娘みーの様子はと言うと、公文式の時と同様、顔が紅潮してちょっとハイテンション&ご機嫌で、充実した時間を過ごせただろう様子が伺えました。
■学研教室のメリット
1、集中できる環境
学研教室に限らず、幼児教室全般に言えることですが、家庭で学習するのとは違い興味が逸れるおもちゃやTVもなく集中できる環境が整っています。
また親と勉強すると途中で甘えが出て脱線してしまいがちですが、先生となのでしっかりと集中します。
特に、我が家のように下の子がいると、下の子が寝ている時しかマンツーマンで相手してあげられませんが、学研教室ならそのような心配はありません。
ここが、幼児教室に通わせるほぼ唯一にして最大の理由だと私は考えます。
むしろ学研教室の環境と同等の環境が自宅で整えられるのであれば、「自宅で市販ドリル」が安価で時間の融通も利くので一番だと思います。
2、学年関係なく自分に合った進度で進められる
学年とは関係なく、自分の能力に合った進度で進められるのも学研教室のメリットだと思います。
中学受験などをお考えで、先取り学習をさせたいご家庭にはいいかもしれませんね。
3、読み書き計算以外にも、図形や知恵を問う問題など総合的学力を伸ばす
ここが一番の公文式との違いかもしれません。
公文式は、読み書き計算を徹底的に反復練習することで基礎学力を固めるには最適だと思うのですが、図形や文章題などはないようです。
どんな力を幼児期に身につけさせたいかという親御さんの考え方はそれぞれだと思いますが、私は読み書き計算以外にも、図形や文章題、推理力を養う知恵の分野にも触れてほしいなと思い、学研教室に決めました。
実際、娘みーも市販ドリルでは読み書き計算のドリルよりは、知恵を問うドリルが好きだったので、宿題の中に知恵のプリントが入っていると嬉しそうでした。
ただ、あまり積み木などで遊んでこなかったせいか、図形が苦手だった娘みー。
学研のプリントで時間をかけて一緒に勉強したおかげで、今は苦手意識もなくなりました。
4、教材プリントのイラストが子供の興味をひくものである
これはお子さんによって好みがあるので一概には言えませんが、娘みーにとっては公文式の挿絵よりは学研教室のイラストの方が好きのようです。
教材プリントの雰囲気は公文式と学研教室それぞれから出版されている市販ドリルが書店に並んでいると思うので、気になる方はお子さんに見せてみてもいいかもしれません。
5、週1日コースがあり、1回60分。
ここも、我が家の中では学研教室に決めた大きな理由です。
現在は育休中なので、公文式のように1回30分×週2日通わせることも可能なのですが、復職したら週2日通わせるのは至難の業。
それなら、週1日行って60分間やってくれる方が送り迎えする親の身としても有難い。
60分集中できるかという心配がありましたが、娘みーは今のところお迎えに行った時点でも熱中して勉強しているようなので、この点は問題ないようです。
(ちなみに、学研教室も月謝は高くなりますが、週2日コースもあるようです)
6、月謝が安い
公文式は、1教科につき月謝が7560円(東京・神奈川)~7020円(東京・神奈川以外)です。国語と算数など2教科の場合は15000円程度、英語も加えると20000円を超えます。
一方、学研教室は国語と算数の2教科で6480円です。
半分以下の月謝ですし、まだ年少で長続きするかどうかもわからないので、まずは学研教室でもいいのかなと思いました。
■学研教室のデメリット
1、こなす問題量が多いとは言えない
公文式と比較すると、こなす問題量が多いとは言えません。
学研教室も同じプリントを繰り返し3回は行い、ちゃんと理解するまで反復練習はするのですが、公文式はしつこいくらいに同じような問題を何度も何度も繰り返します。
また、宿題の量も公文式は1日5枚~10枚目安に対して、学研教室は2枚目安です。
その為、公文式の方が短期間で確実に力がつきます。
実際、娘みーが文章を読めるようになったのも、数字を100まで数えられるようになったのも、数字を書けるようになったのも全て公文式の無料体験のおかげだと思います。
娘みーも学研教室の宿題目安の1日あたり2枚では足りないので、先生とお願いして1日あたり5~10枚宿題を出していただくようにしております。
(ただ、問題の難易度が上がってくるとハイペースでは進められないと思うので、その時は枚数を減らしていただこうと思っています)
2、先生方や教室の意識やレベルは公文式の方が上?
公文式内や学研教室内にも、教室毎に雰囲気やレベルの差はあると思うので、あくまで私が見させていただいた公文式3教室・学研教室1教室だけでの話です。
公文式は、教室運営者の先生に加えて、主に30~50代くらいの女性が数名いらっしゃいました。
学研教室は、30~50代くらいの女性先生と数名の学生アルバイトの方がいらっしゃいます。
学生アルバイトの方がダメと言うわけでは勿論ないのですが、全体的に公文式の先生の方がしっかり研修を受けられてて頼りがいがある印象を受けましたし、教室運営している先生の本気度も公文式の方が高い気がします。
それでも、娘みーは学研教室でも楽しそうに一生懸命勉強しているようなので、問題はないかと思っております。
学研教室についての私の感想はこんな感じです。
読み書き計算を、とにかく徹底的に幼児のうちから身につけさせたい。 その為なら週2回通いも、月謝も惜しくないというご家庭には公文式がお勧めだと思います。
逆に、読み書き計算だけでなく図形や文章題など幅広く、週1回通いで月謝も安くゆるく始めてみたいというご家庭には学研教室が向いているかと思います。
また機会がありましたら、学研教室に通っている娘みーの半年後、1年後(もしくは理由があって辞めた)などの状況報告ができればと思っております。
最後までお読みいただきありがとうございました!